嫉妬、憧れ、崇拝-誰かの音楽に心を奪われ、やがてその美しさに蝕まれていく姿を描いた一曲。辰砂(シナバー)の毒性をモチーフに、芸術がもたらす恍惚と破滅を重ね合わせた。ファンク的なリズムを刻むギターとパーカッション、ディレイサウンドと原音の重なりは、まさに聴くものを"恍惚"させる。「あなたの音だけ愛してしまった」という想いが、やがて呪いへと変わり、自らを壊していくまでの過程を描く、内省的で文学的なボカロック。