溺底無
Rid.
拙作『溺底無』は、The VOCALOID Collection 2025 Summer にて発表した参加作品であり、ルーキー部門では第20位を頂きました。 本作の制作にあたっては、「リズムとグルーヴ感」に特にこだわりました。ギターとベースが織りなす一体感のあるリズム、そしてその中に生まれる緩急やメリハリを意識して構築しています。全体としてはノリの良いテンポ感を持ちつつも、どこか心の奥底を掴まれるような、陰影のあるサウンドに仕上げました。ぜひ、リズムやフレーズの細部にもご注目いただきながらお聴きいただければ幸いです。 楽曲のテーマは「自己嫌悪」です。自らを責め、過去の出来事に囚われながら、出口の見えない暗闇へとゆっくりと沈んでいく。そんな心の葛藤と自責の念を描いています。 歌詞面では、直接的な言葉ではなく、心情を象徴する比喩や韻など音の響きを意識して綴っています。表面的な意味だけでなく、語感や行間に潜む情緒も感じ取っていただけたら嬉しいです。 『溺底無』は、私自身の中にある負の感情と向き合い、音を通してそれを形にした作品です。聴いてくださる方の心のどこかに、共鳴する瞬間が訪れれば幸いです。
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