2512
GIRLS' F1ST!!!! GT

出だしからギターのディストーション・サウンドに電子音、さらにはリズム隊の重低音が複雑に絡み合って突き進んでいくヘビーな1曲。「何が善で何が悪なのか」「何が真実で何が嘘なのか」──そんな問いを投げかける、ほとんどが英語で叫ばれる重く尖った歌詞は、まるで爪痕を残すかのように、心に深く鋭く訴えかけてくる。中盤では、現代社会の不条理の中で叫ぶ自問自答を激しいラップで表現。あと一歩でデスボイスにもなりそうなほどボルテージを上げていくヴォーカルのシャウトに加え、ギターソロまでが対戦してくるこのラップパートの怒濤の展開には、聴く者は圧倒されずにいられないはず。なお、タイトルの「2512」は、声優ロックバンド・GIRLS' F1ST!!!! GTにまつわる、ある“数字”を意味しているらしいのだが……それは?

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