■寿理 セルフライナーノーツ

子供の時は笑ったりわくわくしたり嬉しかったり、そんな感情が今より多かった気がする。
大人に近づいていくにつれ、挑戦することが怖くなって新しい事に 1 歩踏み出すのが難しくなっていった。
私には出来ると思って色んな事に挑戦しては、負けて傷ついて何度も死にたいと思った。
歌うのが怖くて、言葉にするのが怖くて、誰かに届ける事が怖かった時もあった。
生きている全ての意味を急に捨ててしまいたくなった。
もうこのままあの空に飛び込んでなにもかも失いたい、そんな風に思った。
でも、あたしの目はまだ何も見ていない。
あたしの手は何も掴めていない。
もがいて苦しんでやっと掴んだ夕日。
それはいわゆる一筋の光みたいなものだった。
今まで積み上げてきたからこそ見えたんだと思っていた。でも、そんな簡単じゃなかった。
毎日泣いた、毎日が苦しかった。
そんな日々の中で私は常に自分自身と戦っている。
今まで隠してきた哀しみや辛かった出来事、誤魔化しきれるような簡単なものじゃない。
だからこそ、今あなたに届けたいと思った。
まだ生きたいと思わせてくれた。
まだ息をしてもいいと教えてくれた。
そんな言葉を歌にしました。
この曲は今までの私の歴史でもあり、魂の曲です。
この先の人生、色んなことが待ち受けています。
この曲が私の、そしてあなたのお守りになりますように。

＜Profile＞
寿理　～Jyuri～
広島出身＆在住　19歳
シンガーソングライター

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