メランコリー
きばやし
5/21「ラブソング」と7/16「耳飾り」による、光と影、個人と普遍、過去と未来。そんな局面を唄った2曲から窺えるのは、対極的な要素をそれぞれ独立した作品として完成させた、きばやしのシンガーソングライターとしての優れた手腕が秀逸だ。その2曲に続く今作10/1「メランコリー」。メランコリー、憂鬱。形のない、顔のないモヤのような影が私の大切な人を捕まえて離してくれない、私は一体どうしたらいいんだろう、という大切なあなたとあなたの好きな人達が笑って過ごせる日がありますようにと願う、心の傷を優しく癒すように、直面している困難すらも未来の糧として捉え希望のメッセージを歌うきばやし。きばやしの楽曲には、人の感情の全スペクトラムを包含する豊かさがあるのだ。ぜひきばやしの音楽世界に触れてみてほしい。サウンドプロデュースはAimer、ずっと真夜中でいいのに。、米津玄師、King & Prince、エレファントカシマシ、ゆず、水樹奈々等々を担う、今となっては日本で最もスケジュールが取れないギタリストの1人でもある佐々木”コジロー”貴之。
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