メランコリックコメディの衝撃 70年代フォークやブリティッシュロックサウンドへの郷愁と21世紀へのアンチテーゼが複雑に溶け合った歌声をもつシンガーソングライター阿部カナ。 懐かしさと新しさが絡み合う独特な世界観とジャジーなロックサウンドが聴く者の耳を侵食する。 イントロが産み出す独特な静寂が物語の序章を彩り、サビで心象風景を見事に表した平行調への転調がクライマックスを感じさせる。